急性中耳炎

乳幼児や保育園に通園しているとなりやすい疾患です。中耳炎の重症度に応じて抗生剤を選択して加療します。時に重症化して鼓膜切開等の外科的加療を要することもあります。3歳未満で何度も罹患する場合には、漢方で免疫力を高める治療が効果的なようです。

大人でも罹患する疾患です。耳の痛みや耳閉感を感じたら受診をして下さい。

お仕事などで、飛行機に良く乗る方々も、航空性中耳炎という急性中耳炎になりやすいので注意が必要です。

みみあか
乳幼児・子供さんの疾患
インフルエンザ・感冒

風邪(いわゆるカゼ)は、ウイルス性一過性上気道炎と定義されます。その中でも、一番感染力が強く、症状も激烈なのがインフルエンザです。

感冒は数百種類のウイルスにより発症し、すべてのウイルスに対する薬はありませんので、症状に応じたオーダーメイドの薬による対応が必要です。インフルエンザ迅速検査で判断し、陽性の場合は発症48時間以内なら抗ウイルス剤を使用します。発症から最低5日は登園登校禁止となります。大人には規則はないですが人に移さない心配りが必要となります。

耳垢(みみあか)は、通常は自分やご両親が子供の耳の奥まで掃除する必要はありません。外耳には耳の入り口まで、みみあかを運び出すシステムがあります。しかし、これを竹製の耳かきなどで障害してしまい、感染をおこして、その場所で耳垢がたまることがあります。入り口の耳垢が審美的に気になるなら、入り口のみ入浴後に綿棒で軽く掃除のみして下さい。子供さんは3~6ヶ月でチェックさせて頂いてます。

アデノイド増殖症

アデノイドとは扁桃腺と同じリンパ組織で、鼻の奥に存在し、体に入ってくるウイルスや細菌と戦う場所です。5歳頃まではアデノイドは肥大していますので、そのために鼻閉やいびき・無呼吸症が生じたり、中耳炎になりやすくなります。

いびき・無呼吸症が重症の場合は、全身麻酔下の手術でアデノイド切除が必要になります。この場合は入院での治療になりますので総合病院に紹介いたします。

また滲出性中耳炎を繰りかえ時にも、必要に応じ、鼓膜に小さなチューブをしばらく留置する手術を行う際に、同時にアデノイドも切除する必要があることがあります。アデノイドは極小電子内視鏡で診察が可能ですので一度御相談下さい。